「鎚起銅器」のぐい呑みで日本酒の味が極上に。
お父さんが晩酌に日本酒を飲む時、ぐい呑みにお酒を注ぐ姿。
美味しそうにお酒を飲む様子を見て、子どもながら憧れを抱いていたのを思い出します。
「ぐい呑み」は日本酒などのお酒を入れる酒器のひとつで、素材や器の形によっては味に変化があらわれるといわれています。
飲み口が広いぐい呑みは、香りが際立ち癒しのひとときを味わえます。
鎚起銅器のぐい呑みは、銅・錫などの金属素材の特製を活かした酒器として扱われてきました。
銅の素材から作られたぐい呑みは、水の浄化作用、熱伝導の良さ、丈夫な点から、昔から愛用される高品質な酒器です。
よく冷えたお酒を鎚起のぐい呑みに注ぐと、器にお酒の温度が伝わってすぐに冷たいお酒が楽しめます。
鎚起のぐい呑みは、シンプルな形ながら深みがあり上品な佇まいは、和風洋風どんなシーンにも馴染みます。
また、鎚起のぐい呑みはお酒が好きな人へのプレゼントとしてもおすすめです。
丈夫で割れにくく、水やお酒をまろやかな味わいにする鎚起のぐい呑みは、贈り物にとても喜ばれています。
新潟燕三条の伝統工芸「鎚起銅器」
「鎚起銅器」は1枚の金属板からぐい呑みや盃などの酒器、茶器や花器などを作ります。
継ぎ目なく作る鎚起の技術は、新潟燕三条の伝統工芸です。
鎚起の技術は一枚の銅板を大小さまざまな道具を用い、焼きなましを繰り返しながら金鎚で立体的に成形していきます。
金鎚の種類は約200種類あり、品物や工程に合わせて多数の金鎚を使い分けます。
伸ばしたり縮めたりしながら、職人の勘ひとつで生み出される継ぎ目のない鎚起は、丈夫で長く使うことができ、見た目もとても美しい逸品です。
鎚起のぐい呑みは、お酒を美味しく感じられる酒器としてとても人気があります。
金工 石高和弘氏が、一枚の銅板を叩いて叩いて形作り、着色を施した鎚起のぐい呑みは、思わず見とれてしまうほど細かく美しい鎚目と色合いです。
ひとつひとつ手作業で作られる鎚起は、繊細な手仕事の技を感じ、職人の魂がこもった一点物の芸術品です。
作品によっては制作に1ヶ月以上かかることもあり、出来上がった作品は大量生産品にはない味わいを醸し出します。
使い込むほどに艶を増し、その人だけの古風なおもむきが出てきます。
丁寧に作り込まれた鎚起の器は愛情込めてお手入れすることで、長く使うことができます。
使い込んだ風合いの経年変化も末永くお楽しみいただけます。
ひんやり感が格別!鎚起のぐい呑
純銅の酒器は優れた熱伝導率で冷たいお酒を注ぐとすぐにぐい呑にも伝わります。
ひんやり感が格別でキリッと冷えた冷酒をよりおいしく楽しめるため、お酒が好きな方にとても人気があります。
また鎚起のぐい呑は、銅と器の内側に施された錫メッキのイオンにより、お酒の雑味を取り除き、まろやかな味わいに仕上げます。
お酒の味をより引き立たせる鎚起のぐい呑は、最高の晩酌を演出してくれます。
ぐい呑から伝わる温度の心地よさ
熱伝導率が良い銅のぐい呑は、器から手に伝わる温度が心地良く、さらにお酒が美味しく感じられます。
つめたい冷酒を注げば全体がひんやりと冷たくなり、人肌燗やぬる燗を注げばほどよい温かさになります。
「冷たいものはより冷たく」「温かいものはより温かく」感じながら飲むことができます。
鎚起のぐい呑を1〜2分冷蔵庫で冷やしておくと、より冷たさを感じていただけます。
口当たりまろやかな日本酒が楽しめる
鎚起のぐい呑の内側には錫メッキが施されています。
錫には注ぐだけで飲みものの味を変化させる、不思議なチカラがあるといわれています。
錫のイオンにより雑味を取り除き、お酒の味をまろやかにしてくれるといわれていて、お酒との相性は抜群。
普段のお酒も深みが増し、上品な味わいをお楽しみいただけ、お酒好きにはたまらないぐい呑です。
お酒が好きな方へのプレゼントにも
高級感ある鎚起のぐい呑は、お酒が大好きなお父さんに贈るプレゼントとしてぴったりです。
父の日のギフトや誕生日のプレゼント、還暦のお祝い等、上質な鎚起のぐい呑は特別な日の贈り物にとてもよく合います。
驚くほど滑らかな手触りの鎚起
職人が一つ一つ時間をかけて、鎚(つち)で叩きながら縮めたり丸めたりして作られた新潟の伝統工芸、鎚起のぐい呑です。
銅の表面は叩けば叩くほど、陶器のような滑らかな光沢が生まれます。不均一な鎚目模様から職人の手仕事が感じられ、つるりとした表面に施される着色は美しく、うっとりする一点物の器です。
鎚起のぐい呑で飲むお酒は、格別なおいしさで最高の晩酌です。
使えば使うほど銅の風合いが増す鎚起のぐい呑は、その人だけの古色に変化していきます。
丁寧に作り
鎚起は、一枚の金属板を打ち起こしていく方法で、丹念に叩き立体的な形にしていきます。
金鎚のひと打ちひと打ちから生まれる鎚目の表情と、滑らかな手触り、美しい艶を宿す鎚起の器。
職人の勘ひとつで生まれる継ぎ目のない美しさは、堅牢なつくりで使い込むほどに愛着が沸いてきます。
鎚起の着色について
鎚起の着色は、高温で熱したり、煮色液で煮たりと色々な方法で様々な色合いを出します。
発色後にそれぞれの色に適したコーティングを施します。コーティングが丈夫なのですぐに変色することはありませんが、長い年月を経て発色させた色は徐々に変化していきます。
鎚起の器は湿気を避け、乾いた布で表面をお手入れすると、より深い趣のある色艶となり、末永くお楽しみいただけます。
職人が生み出す美しい鎚起の器
伝統工芸である鎚起。
金鎚だけでも約200種類あり、品物や工程に合わせて多数の金鎚を使い分けます。
一枚の銅の板を金鎚で叩いていきながら伸ばしたり縮めたりしながら作り上げていきます。
職人の勘ひとつで生み出される継ぎ目のない鎚起はとても美しい逸品です。
新潟県燕市の伝統工芸士 石高和弘氏が生み出す鎚起のぐい呑です。
商品名 |
ぐい呑み 玉条文 紫金色 |
品番 |
Cu-G-1 |
サイズ |
φ50×H45mm |
容量 |
80cc |
素材 |
純銅 |
生産地 |
新潟県燕市 |
※熱い飲み物を飲む時は、やけどにご注意ください。
ぐい呑み
お猪口よりも大きいサイズの「ぐい呑み」
「ぐいぐい呑みめる」「ぐいっと掴んで呑める」が語源と言われる酒器です。
大きさの決まりはなく、小さいものから大きいものまで様々です。
ぬる燗や常温、冷酒で飲む時の酒器におすすめです。
お猪口よりも飲み口が広いため、ふわっと膨らむお酒の香りを楽しめます。
紫金色
「硫化カリウム」というアルカリ性の薬品に浸して表面を化学変化させた着色技法です。
深い青色に発色し、日光に照らすと違う色にも見える伝統的な色彩です。
お手入れ方法
・はじめてご使用になる際は、軽く水洗いしてください。
・銅はやわらかい金属なので、丁寧に取り扱ってください。ご使用後は速やかにやわらかいスポンジで手洗いをしてください。
・磨き粉やタワシなどの硬いものでこすったり、ぶつけるなど強い衝撃を加えるとコーティングがはがれる原因となります。また、アルコール類を入れたまま長時間放置するとコーティングを傷めることがあります。
・使用を続けるうちに内面の錫に黒い斑点やシミが浮かびあがってくることがありますが、金属イオンの付着によるもので無害です。こすり落とそうとせず、そのままご使用ください。
・食洗機・電子レンジは使用できません。
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